日記

見たものメモ

0403

 リップヴァンウィンクルの花嫁

 

リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。

ウェディングドレスを着て踊るシーンが良いから観て〜〜とのことだったので、お話とかそういうの考えずに軽い気持ちで観ました。

ウェディングドレス着て踊るとこがめっちゃ綺麗で、(語彙力のなさ)というかそこ以外にも好きなシーンがいくつかあって、本当に映像が綺麗な映画だ!!!と。光と劇伴が良い感じに好きです。上記の踊るシーンも好きだけど、一番印象に残ったのは彷徨うところです。ここは構図も好き。本当に綺麗なので観て欲しいな〜〜〜〜〜。水槽のところも綺麗だった。クラゲとか好きなのもあるけどやっぱ美・・・加茂水族館に行きたいよ〜〜〜

お話も良かったです。テーマがSNSで、色々な顔を併せ持っている・・・というものなのでとても身近な感じ。後半の内容については流石に触れられないけど、こういう人間が好きなので、観てて美し〜〜〜〜となっちゃった。

お話も、映像もドンピシャで岩井俊二監督の他の作品も観てみたくなりました。Amazonプライムに全然無くて悲しい・・・

 

小説も出てたので買って読みました。

映画を先に見てたのもあり、情景が浮かんで来やすく数時間で読了しちゃった。

映画では詳しく説明されてなかったところの補完(七海の両親についてとか)とか、有名な文学作品からの引用とかもあった。映画ではさらっとやったところでも文章だとしっかり説明がされていたり、さっき書いた、綺麗だと思ったシーンは小説だと全然文章を割いていなくて・・・。小説は映画の背景的な部分を、映画は小説版の情景的な部分を互いに補完しあっていた。

映画・小説合わせて1つの作品になっていると思う。

 

面白かったので推していきたいです。話については合う合わないありそうだけど・・・。映画全然見たことがなかったので定額サービスで見られてめっちゃありがたい。最近観た映画はだいたい原作を知っている状態で見たりしているので、劇場で観られないけど原作を知らなくても軽率に見られるのはよい。長くとも2時間とかなので、1クールのドラマやアニメを見るより気軽に観られるし。夜眠れないときとかに観れば効率が良い(?)